使用方法

共通

WinRing0.dll, WinRing0x64.dll, WinRing0.sys, WinRing0x64.sys および WinRing0.vxd をアプリケーションの実行ファイルと同じディレクトリにコピーします。

[NT] WinRing0 を用いたアプリケーションでは必ず管理者権限が必要となります。

Visual C++ 2005/2008/2010

詳細はサンプルアプリのソースコードをご覧ください。

暗黙的リンク (Load-Time Dynamic Linking)

  1. WinRing0.lib もしくは WinRing0x64.lib をプロジェクトに加えます。
  2. #include "OlsApi.h" 文をソースコードに加えます。
  3. InitializeOls() を呼び出し、DLL の初期化を行います。
  4. GetDllStatus() を呼び出し、正常に初期化が完了したかどうかを確認します。
  5. ライブラリの機能を呼び出します。
  6. DeinitializeOls() を呼び出し、DLL の終了処理を行います。

参考 : 暗黙的リンク (MSDN)

実行時動的リンク (Run-Time Dynamic Linking)

  1. #include "OlsApiInit.h" 文をソースコードに加えます。
  2. InitOpenLibSys() を呼び出し、DLL の初期化を行います。
  3. GetDllStatus() を呼び出し、正常に初期化が完了したかどうかを確認します。
  4. ライブラリの機能を呼び出します。*
  5. DeinitOpenLibSys() を呼び出し、DLL の終了処理を行います。

*#include "OlsApiInit.h" をインクルードしたファイル以外でライブラリの機能を呼び出すためには、#include "OlsApiInitExt.h" をインクルードしてください。

参考 : 明示的なリンク (MSDN)

Visual C# 2005/2008/2010

詳細はサンプルアプリのソースコードをご覧ください。

  1. OpenLibSys.cs をプロジェクトに加えます。
  2. using OpenLibSys; 文をソースコードに加えます。
  3. Ols ols = new Ols(); で Ols クラスのオブジェクトを生成します。
  4. ols.GetStatus() および ols.GetDllStatus() を呼び出し、正常に初期化が完了したかどうかを確認します。
  5. ols オブジェクトを介してライブラリの機能を呼び出します。

ターゲットプラットフォームとして "x86", "x64" および "Any CPU" に対応しています。ただし、"IA64" には未対応です。